『千の風になって』の作曲で知られる新井満さん。新井満さんは笹だんごがきっかけで運命的な出会いをされています。
その話が「グレーテルのかまど」で取り上げられました。
新井満さんは、「千の風になって」の作曲・原詩訳で有名です。
新井満さんはどんな人で経歴どうなっているのか、息子さんは今何をしているのか、調べてみました。
新井満はどんな人で経歴は?

新井満(あらい まん)さんは、1946年5月7日に新潟県新潟市に生まれました。
本名は、満そのままですが「みつる」と呼びます。
作家・作詞作曲家・歌手・写真家・環境映像プロデューサー・絵本画家です。
現在は北海道亀田郡七飯町に在住しています。
新井満さんの高校・大学は以下の通りです。
●新潟明訓高等学校卒業
●上智大学法学部卒業
●広告会社電通入社
新潟明訓高等学校は私立の学校で、2020年現在の偏差値は64。
卒業生には平川大輔さん(声優)・藤沢周さん(作家)・山田芳裕さん(漫画家)などがいます。
新井満さんの主な受賞歴は、
1987年(昭和62年) | 『ヴェクサシオン』で野間文芸新人賞受賞 |
1988年(昭和63年) | 『尋ね人の時間』芥川賞受賞 |
2007年(平成19年) | 『千の風になって』で日本レコード大賞作曲賞を受賞 |
『千の風になって』を妻を亡くした友人のために作曲・原詩訳をして 2001年(平成13年)に自分で歌ってCD録音。
それが2年後の2003年に新聞で取り上げられて話題になり、秋川雅史さん・加藤登紀子さん・新垣勉さんらにカバーされて大ヒットになりました。
新井満さんは、電通で働きながら作家などの創作活動などをして、2006年5月に定年退職しています。
新井満と妻との出会い
新井満さんの妻の名前は紀子さん。
二人は1971年に結婚しており、妻・紀子さんとの共著もあります。
出会いのきかっかけがグレーテルのかまどで取り上げられた笹だんご。
出会いのきっかけエピソードは、新井満さんのエッセイ『結婚おめでとう』のなか「私たちの笹ダンゴ結婚」で書かれています。
新井満さんが帰省中の電車の中で食べていた笹だんご。
その笹だんごをきっかけに、たまたまそこに乗り合わせいた妻・紀子さんと知り合い、数年後結婚したという話です。
ほっこりしていてロマンティックな話ですね。
新井満の息子は?
新井満さんと紀子さんの間には3人の子どもがいます。
長男・長女・次女の順番で1男2女です。
新井満さんの長男・弦さんは獣医で、横浜市港北区の「はる動物病院」の院長をしています。

弦さんが中学の時に父親が有名になって、作家・新井満の息子とういう見方をされるのが嫌だったそうです。
あまり目立ちたいという性格の方ではないそうで、獣医として認められてから、父親のことを話せるようになったとインタビューで答えています。
息子・弦さんは穏やかな獣医さんで、動物に優しいことは当然ですが、飼い主さんにも優しいと病院の評判も良いようです。
有名人の子どもは色々と大変で、道を踏み外す人の話題が多いですが、新井満さんの息子・弦さんはしっかりとご自分の道を歩まれているようです。