「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 」 に色々な知識を持った子たちがでてきます。
大人顔負けの知識で、毎回感心しながら観ています。
大人顔負けの知識や異常なほどの好奇心がある子どもたちが、サンドウィッチマンの二人にレクチャーする番組です。
最近はニュースなどで、小学生で数検1級合格したなんてものもあります。ちなみに数検1級のレベルは理数系大学卒業程度。
こうした突出した能力や知識を持った子どもたちの多くがギフテッドのなのかな?と思ったりします。
ギフテッドの特徴とは?

ギフテッドの特徴的な傾向は以下の通りです。
ギフテッドの特徴
●他の子どもに比べて、学習習得が早い
●論理的思考が得意
●好奇心が非常に高い
●完璧主義
●年上や大人と話すのを好む
色々なことに好奇心や興味を抱くので、子どもらしくない知識を豊富に持っているギフテッドは多いようです。
そのために、同年代の子どもとの交流が苦手とするギフテッドも多いようです。
コミュニケーションが苦手というよりも、知識や興味が広い分精神年齢も高くなるのでそれに周囲がついていけないという感じでしょう。
とはいっても、ギフテッドのなかでもリーダーシップを発揮する子もいるので、
ギフテッド = 孤独 とは一概にはいえないようです。
リーダーシップを発揮するタイプのギフテッドがクラスに存在すると、周囲の子どもの知的レベルを底上げするようなカリスマ性があったりするそうです。
「博士ちゃん」にでてくる子どもたちがすべてギフテッドかどうか簡単には判断できません。
しかし、ギフテッド特徴をいくつか持っているだろうなと思います。
ギフテッドは発達障害とは違う
ギフテッドは発達障害と勘違いされてもいますが、発達障害ではありません。
ギフテッドとアスペルガー症候群は一見似ているような印象があります。例えば、過集中や拘りのようなものです。
ギフテッドのみの特徴を持った子どもはそれらをコントロールすることが可能のようです。
ギフテッドとアスペルガー症候群の両方を持っている人もいますが、この2つがイコールということではありません。
また、IQも130以上とか基準があったようですが、これもギフテッドの研究が進んでIQで簡単に判断できるようなものでもないそうです。
ギフテッド特有の行動や言動があるようで、現在はIQだけでなく行動観察なども入れてギフテッド認定があるようです。
「博士ちゃん 」 のような子どもの親の共通点

大人顔負けの知識や思考をする「博士ちゃん」のような子どもの親の共通点は、子どもの自主性を重んじているということ。
子どもが追求したいという欲求に対して、大人の常識で判断せずに見守っているようです。
「子どもが好きだと言うので、自由にさせました」
そういう親が多いようです。
子どもの興味が学校の勉強に直結しなくても、あまり不安に思っていいない様子。
学校の勉強に直接関係がなくても、後々それが学校の勉強に活かされることもあります。
有名予備校講師の林修先生の小学校時代のエピソードからもそれが分かります。
林修先生の小学校時代のエピソード
大河ドラマを観ていて源氏について興味が湧いたので百科事典で調べて、自分なりの源氏の本を作った。それを小学2年から始めて、何度も作りなおして小学6年生に完成版ができた。
その間、林修先生のお母さまは特に口出しをせずに息子のやりたいようにさせていたそうです。
林修先生は中学受験をする際、小2~小6で培った「自分で考えて調べてまとめる」という力を勉強に応用できると感じ、それを活かして成績が上げたそうです。
結果、受験勉強のスタートが周囲に比べて遅かったにもかかわらず、合格することができたそうです。
まとめ
「博士ちゃん」にでてくる子どもたちは、論理的に会話をしていてとても知的です。
興味を抱いたことを追求していく過程で、論理的に考えるという思考力を自然に身につけたようです。
大人が手取り足取りしなくても、子どもの興味に対いて自由に追求させ、自主性を尊重して見守ると子どもは自然と能力を伸ばしていけるのでしょう。