生きづらい原因!虐待なしでもトラウマができていたから!解放のヒントは?

塾通いやお稽古事など色々させてもらって、恵まれた環境で育ち、虐待を受けたこともないのになぜか生きづらい。

自分の心が弱いせい? コミュ障だから? 性格が悪いから?

色々考えてしまい頭がグルグル・・・そんなことがありませんか?

その生きづらい原因は、発達性トラウマのせいかもしれません。

 

今回は、こちらの本を紹介します!

「その生きづらさ、発達性トラウマ?: ポリヴェーガル理論で考える解放のヒント」

 

思ってもいない所に生きづらさの原因があって、目からうろこがおちる感覚を味わえる一冊です。

 

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虐待されていないのにトラウマ・・・発達性トラウマとは?

発達性トラウマとは、子どもが成長するなかで受けるトラウマのこと。

一般的には、殴る蹴るなどや性的暴力で受ける虐待が原因だと知られています。

それに加えて、不適切養育も原因になります。

不適切養育って何?

 

不適切養育とは、虐待は当然ですがもっと広い意味で子どもの成長を阻害する大人の振る舞い全般を意味します。

 

不適切養育のもとでは、毎日の生活の中で繰り返し行われる何気ない言葉かけや周囲の態度で、子ども自身が自己価値を下げてしまいます。

 

暴力を受けたわけでもなく、ちゃんとご飯も食べさせてもらえて、着るものもちゃんとある。

 

虐待だとは真逆で安全に思える環境で育ったとしても、日常の生活で少しづつ積み重なることでトラウマになってしまうということです。

 

親が何気なくかけてくる言葉、

◆「それくらいで泣いてるの」
◆「どうしてあなたは出来ないの?」
◆「○○ちゃんはいいわね~、それに比べてあなたは・・・」
◆「そんなことでは社会でやっていけないぞ」

 

こんな簡単な言葉でどうやってトラウマになるのか不思議に思うかもしれません。

 

でも、これが日常的に繰り返されることで、無意識にどんどん傷を深くしトラウマとなっていく。

そして生きづらさに繋がる。

 

一般的に認識しやすい虐待と違って、不適切養育はそれを受けた当人ですら認識しずらいです。

 

恵まれていると思い込んでいることで、生きづらく感じる自分が悪いのだと自分自身を責めてしまう。

信もも
信もも

認識しずらさで、悪循環から抜け出すチャンスを見過ごしてしまうのだなぁ。

 

 

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虐待されていないのにトラウマ・・・不適切養育の具体例は?

この本「その生きづらさ、発達性トラウマ?: ポリヴェーガル理論で考える解放のヒント」の中には、不適切養育の具体例がいくつかでてきます。

 

・「思いやりのない言葉かけをする」
・「子どもに手をあげる」
・「タイミングよくニーズを満たさない」
・「子どもの友人関係に介入しすぎる」
・「子どもの好みや服装などに介入しすぎる」
・「否定的な言動が多い」
・「抑うつ的で子どものニーズに応えない」
・「過度の心配性」
・「無理にがんばらせる」
・「子どもに大人の愚痴を聞かせる」
・「子どもの夢を否定する」
・「子どもに嫉妬する」
・「子どもの性的な成長を喜ばない」

その生きづらさ、発達性トラウマ?: ポリヴェーガル理論で考える解放のヒント より

 

上記以外にもいくつか具体例があげられており、それぞれの状況についての解説もされています。

 

これらの具体例があると、自分の状況と比較することができ、いくつか当てはまることが見つかったりするものです。

 

成育過程で受けたトラウマの原因を頭でわかっても、なかなか解決することができない・・・。

頭と心が、そして身体がアンバランスになっていることが分かっても、どうやってトラウマから自分を解放してバランスを取り戻していくのだろうか?

 

その解決のヒントがこの本で紹介されているポリヴェーガル理論です。

信もも
信もも

理論の名前だけだと、ややこしそうな感じ・・・。

 

ざっくりというと、神経系(自律神経)についての理論です。

 

体調面から思考のクセに至るまで、人は神経系の影響を大きくうけます。

自分の思考でコントロールができない部分で様々な不具合が起きていて、それを把握する手助けになるのがこの理論。

 

どんなに頭で考えても、身体(神経系)に刻み込まれて勝手に反応してしまうことはコントロールしづらいです。

 

成育過程で繰り返し受けたこと発達性トラウマとなり、不具合を引き起こす神経系の反応(回路)を作り出してしまう。

その神経系の反応が、人間関係・恋愛・仕事などでのトラブルや生きづらさに繋がっているらしいのです。

 

うまく人と関われないのも、物事をポジティブに捉えられないのも、もしかして発達性トラウマからくる神経系の反応だったの?

 

 

トラウマが原因で、神経系が誤作動を起こしている

自分の思いとは違う反応を身体(神経系)が勝手にしてしまうとなると、とても最悪なことだと思ってしまいます。

でも、このポリヴェーガル理論では、トラウマから起きるその誤作動を「命を守るために神経系がとった反応」と捉えるようです。

 

自分の身体の反応が、自分の命を守るためのものだった。

 

信もも
信もも

神経系が私のことを守るためにしたことだったとは・・・。
なんだか自分の身体が愛おしく思えてくる。

 

しかし守るとはいえ、その反応が状況に適しなくなると、誤作動となって表に現れて生きづらさの原因になってしまう。

 

その誤作動を改善するためには、神経系にいかに安心を与えられるかがカギのようです。

神経系にいかに安心を与えられるかがカギ

自分自身の神経系の反応とその原因を知って、そして安心を与えていく方法をとる。

そうすることで少しずつトラウマからの解放へ向かい、生きづらさから脱していく。

 

この本のなかでは様々なヒントが書かれていますが、これだけで完全に問題が解決されるというわけではありません。

しかし、暗闇の中で何のてだてもない状態から脱して、自分自身を捉えて受け入れながら道を歩いていけるきっかけにはなると思います。

 

スピリチュアル界隈でよく言われている、
「今ある自分のあるがままを受け入れたとき、本来の自分として歩き始めることができる」
に似ています。

 

スピリチュアル・ワークを試してもなかなか自己受容ができない、という人にもおススメかもしれません。

 

信もも
信もも

やみくもに何かを信じきれないのならば、現実的な理論に根差したものをいったん取り入れてみるのも一つの手だね。

 

 

最後に

今回は、「その生きづらさ、発達性トラウマ?: ポリヴェーガル理論で考える解放のヒント」を紹介しました。

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この本は、ポリヴェーガル理論入門の 入門 となるものです。

 

もう少し詳しく理論を知りたい方は、こちらの本「ポリヴェーガル理論入門」をおススメします。

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最初に紹介した本を読んだ後だと、とても理解しやすくなります。

 

目次は、このようになっています。

【目次】

第1章 「安全である」と感じることの神経生物学
第2章 ポリヴェーガル理論とトラウマの治療
第3章 自己調整と社会交流システム
第4章 トラウマが脳、身体および行動に及ぼす影響
第5章 安全の合図、健康および「ポリヴェーガル理論」
第6章 トラウマ・セラピーの今後 ポリヴェーガル的な視点から
第7章 心理療法に関するソマティックな視点

ポリヴェーガル理論入門: 心身に変革をおこす「安全」と「絆」 より

 

装丁は難しそうだなという印象を受けますが、会話形式になっている部分も多いので、とっつき易いです。

 

何かと生きづらい世の中ですが、今回紹介した本が少しでもその生きづらさを軽減する助けになれば幸いです。

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