マイナンバーカードは写真付きなので、公的な身分証明書として使えます。
自宅に送られてきた マイナンバー通知カード は身分証明書としては使えません。身分証明書として使えるように写真付きのマイナンバーカードにする必要があります。
マイナンバーカードの申請は、意外と簡単にできることを知っていますか?
マイナンバーカードを証明写真機で申請!

コンビニやスーパーなどに設置されている証明写真機からでも申請が可能です。
証明写真機で申請をするときは、 個人番号カード 交付書記載のQRコードを機械に読み込ませるので、交付申請書を忘れずに持参しましょう!

交付申請書に記載されたQRコードをスキャナーにかざして、ガイダンスに沿って操作し写真撮影します。そのままガイダンスに従っていけば申請まで全ての手続きが完了します。
とても簡単です。
どの証明写真機でも可能というわけではありません。申請できる証明写真機には「この証明写真機で申請まで完了」と書かれていますのでそれを確認するか、もしくはネットでお近くのものを調べましょう。
写真機検索はこちら
証明写真機のスキャナーで読み込むのは申請IDです。(マイナンバーとは別です)
証明写真機での申請以外にも、スマートフォン・パソコン・郵送などでの申請方法があります。
スマートフォンによる申請

スマートフォンでの申請の流れはこんな感じ。
交付書のQRコードをスマートフォンで読み取り、 申請用WEBサイトにアクセスします。
⇓
利用規約の確認。
⇓
メールアドレスを登録します。
⇓
顔写真の登録。
⇓
申請情報登録。
(生年月日は必須です)
⇓
申請が完了したら、登録したメールアドレス宛に完了メールが届きます。
登録操作中に撮影することもできますが、撮り方にもいろいろチェックポイントがありますので、先にこちらで確認してください。
自分で撮ると無料でいけますが、チェックするポイントが多いので、写真館か証明写真機のほうがおススメです。
証明写真機には、スマートフォンへ撮影データのダウンロードができるものがあるのでそちらが便利です。
パソコンによる申請

申請用webサイトへアクセスします。あとはスマートフォンでの登録とほぼ同じです。
登録写真はあらかじめ撮って、パソコンに保存しておく必要があります。
郵便による申請

個人番号カード交付申請書に必要事項を記入し、顔写真を貼り、送付用封筒に入れて郵便ポストへ投函。
もし、申請書や送付用封筒を無くされてもこちらからダウンロードできます。
証明写真機、スマートフォン、パソコンからの申請に比べて手間がかかる印象です。
マイナンバーカードはどこで受け取る?
申請したマイナンバーカードができたら、お住まいの市町村から交付の準備ができたと通知書(ハガキ)がお住まいへ届きます。

受け取りには期限がありますので、それまでに申請者本人が交付場所(通知書に記載)へ行きます。
受け取りの際には必要な持ち物があります。
- 交付通知書(ハガキ)
- 「通知カード」
- 本人確認書類(※下記参照)
- 住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)
交付窓口で本人確認の上、暗証番号を設定をして、カードが交付されます。
※本人確認書類は運転免許証などの顔写真付きの身分証明書です。それがない人は、 健康保険証、年金手帳、社員証、学生証、学校名が記載された各種書類、預金通帳、医療受給者証 のうちから2点必要になります。
マイナンバーカードを取得するまでは補助書類の提出がありますね。わすれずに持っていきましょう。
マイナンバーカードのメリットは?
●身分証明書
●住民票などがコンビニで発行できる
●オンラインでの確定申告に使える
●マイナポータルの利用
マイナンバーカードは写真付きなので、これ一枚で身分証明書として使えます。運転免許証を持っていない人、または運転免許証を返納したにとっては便利です。
運転免許証を持っていないと、スマホの機種変をするのにも補助書類の住民票が必要となり、役所へ出向く面倒が増えます。 マイナンバーカードがあれば十分です。
また、就職などで住民票の提出必要となった場合など、コンビニの端末(マルチコピー機 )で住民票を発行することができます。コンビニ店員にマイナンバーカードをいちいち提示する必要はありません。役所へわざわざ行く手間が省けます。
住民票以外にも発行できる証明書(印鑑証明など)あるので、各自治体のホームぺージなどで確認してみてください。
マイナポータルとは政府が運営するオンラインサービスで、ネット上で行政サービスの申請などができるものです。詳しくはこちらへ。
まとめ
マイナンバーカードの申請から交付されるまで約1か月ほど。
交付申請は当面は無料です。
仕事や子育て、介護でなかなか役所へ行政サービスの申請に行く時間がとれないときなど、便利に使えると思います。