根路銘国昭博士が、コロナウイルスの終結の時期を断言した雑誌インタビューが話題になっています。
コロナウイルスが3月で終結をするというインタビュー内容です。
根路銘博士は当初から「窓を開け放て」と換気の重要性を強調していました。
東京メトロ日比谷線は、窓を開け放ち走行する事を決定したことから、根路銘博士の提案採用なのでは?というつぶやきがありました。
根路銘国昭博士はどういった経歴をもっているのか気になります。
なので、根路銘博士の高校からの経歴や、現在代表をしている会社について調べてみました。
根路銘国昭博士の高校からの経歴は?

根路銘国昭(ねろめ くにあき) 博士は、1939年7月24日生まれで、沖縄県国頭郡本部町出身の獣医ウイルス学者で、獣医学博士です。
根路銘という名字はとても珍しいですね。
全国でも1000人程で、ほとんどが沖縄に住んでいらっしゃるようです。
根路銘国昭博士の高校からの経歴を以下にまとめました。
1958年 | 沖縄県立北部農林高等学校卒業 |
1965年 | 北海道大学獣医学部卒業 |
1966年 | 北海道大学大学院中退して、国立予防衛生研究所へ入所 |
1976年 | 「インフルエンザウイルスの表在抗原および非特異的血球凝集抑制物質に関する研究」で獣医学博士号を北海道大学から授与される。 |
1989年 | 国立予防衛生研究所ウイルスリケッチア部室長。 |
1993年 | 国際ウイルス学賞(インフルエンザ制圧戦略会議・オーストラリア)受賞 |
2003年 | ロシア医学アカデミー国際ウイルス学賞受賞 |
2009年 | 琉球新報賞受賞 |
2009年 | 沖縄の自生植物を使用したインフルエンザ消毒薬を開発。 |
2014年 | カイコを使ったワクチン大量生産法の確立 |
根路銘博士が卒業した北部農林高等学校の現在の偏差値は36。
実業高校だけあって、就職、進学率が非常に高く県外の学校や会社からも信用があるようです。
部活動は相撲とレスリングが全国大会出場するなどして盛んなようです。
根路銘国昭博士の学問への決意
根路銘国昭博士は、第二次世界大戦後の沖縄で苦労をしました。
終戦後の沖縄のほとんどは軍に奪われました。
通った小学校は沼地の中で作られ、校庭を作るために生徒たちは蕨を採っては敷き詰めました。
こういった環境のなかで根路銘博士は、「アメリカに勝つには学問しかない」と決意し勉学に励み、北海道大学へ進学しました。
●国立感染症研究所ウイルス第一部呼吸器系ウイルス研究室長
●世界保健機関インフルエンザ・呼吸ウイルス協力センター長
●ハーバード大学国際エイズ治療評価委員
●厚生省薬事審議委員
これらの経歴をみると、決意したことを達成したのではないでしょうか?
根路銘国昭博士が現在代表をしている会社とは?
根路銘博士は、2001年に沖縄県名護市のベンチャー企業「生物資源利用研究所」となり、2004年には有限会社生物資源研究所を設立し、代表取締役・所長となりました。

当研究所は、新しい遺伝子工学技術の開発により、カイコ蛹を利用した「H5トリインフルエンザ人工ウイルスワクチン」を作製することに成功しました。
カイコを使って安心安全で安価なウイルスワクチンを作るため、国内外の大学・企業との共同研究の下、沖縄で、感染症対策ワクチンと診断用キットを開発することをめざしています。
有限会社生物資源研究所 HPより
沖縄に自生している植物(センダン)からエキスを抽出してインフルエンザウイルス対策商品の開発をおこなっているようです。
開発された製品は、研究所で直接販売はせず代理店が行っているそうです。
最後に
根路銘博士は、SARS問題が起こったときにWHOの要請でベトナム入りし、SARS封じ込めの要因をつかんだ人だそうです。
今回のコロナウイルスが3月に終結すると断言するのはこういった自身の研究や経験からのものなのですね。
この根路銘博士の断言が実現することを願いたいと思います。