2020年3月11日(水)のホンマでっかTVに、ペットの精神科医である獣医・奥田順之さんが出演されます。
奥田さんは獣医行動診療科認定医で、「動物の精神科医」として活動しています。
そんな 獣医・奥田順之さんの病院(クリニック)の場所やプロフィール、著書など調べてみました。
獣医・奥田順之の病院(クリニック)はどこ?

奥田順之さんが院長を務める病院の名前は、「ぎふ動物行動クリニック」です。
住所は、 岐阜市岩地2-4-3
「 ドッグ&オーナーズスクールONELife」というしつけ教室やグッズショップも併設しています。
人間と同じように、犬猫もストレスが引き金になって、体調不良になったり、異常行動を起こしたりします。
ストレスが犬猫にも「心の病」を引き起こし、「かむ」・「吠える」・「しっぽを追ってグルグル回る」などの問題行動が起こります。
原因である「心の病」を治すために、奥田順之さんは動物の精神科医としてクリニックで治療を行っています。
飼い主の話を聴き、動物を診断して、行動が正常と判断したら専門トレーナーによる飼い主と動物へのトレーニングを勧め、動物の精神疾患と診断したら、投薬などの治療を行うそうです。
獣医・奥田順之のプロフィールは?

獣医・奥田順之(おくだ よりゆき)さんは、 1985年12月18日生まれ。
奥田さんは岐阜大学の学生時代に、殺処分問題解決を目的とした学生団体を立ち上げて活動を開始しました。
2012年 | NPO法人人と動物の共生センターを設立。 「犬のしつけ教室ONELife」を開業。 |
2014年 | 「ぎふ動物行動クリニック」を開業。 |
2017年4月 | 「とものわ互助会」設立 |
2017年9月 | 獣医行動診療科認定医取得 |
現在の奥田さんの肩書は、
●特定非営利活動法人「 人と動物の共生センター 」理事長
●ぎふ動物行動クリニック院長
●獣医動物行動研究会所属
●獣医行動診療科認定医
●鹿児島大学獣医学部講師(動物行動学)
●帝京科学大学アニマルサイエンス学科講師(ペット共生学)
奥田さんは中学の時の愛犬の死を経験しました。
愛犬の死因がフィラリア症で、予防できるものだと後に知り、それを後悔して獣医師を目指したそうです。
奥田さんが設立した「とものわ互助会」は、高齢の飼い主の病気などペットの飼育が困難になった場合、ペットの行き場所を事前に用意する取り組みをしています。
奥田さんは、「実は特別、動物が好きなわけじゃない」とメディア取材で答えたそうですが、活動内容をみると非常に動物への愛情を持った方のようです。
獣医・奥田順之の著書
奥田順之さんは本も出されています。
タイトルは
”動物の精神科医”が教える犬の咬みグセ解決塾

本書では、メディアで「動物の精神科医」とも呼ばれ、国内にたった8名しか存在しない(※)獣医行動診療科認定医が、犬の脳とココロのしくみを解説することで咬みグセ(攻撃行動)の原因にアプローチし、解決方法のヒントを提示します。
「BOOK」データベースより
犬の脳にアプローチする最新メソッドや、問題行動を直すためのヒントが載った本です。
また、奥田さんはツイッターでマメにつぶやいています。

ツイッターからも、しつけのヒントが色々得られそうです。
奥田さんのつぶやきを見ていると、動物だけでなく人にも優しい獣医さんなのだなと感じられます。