声優の佐々木望さんが2013年に46歳で東京大学に入り、7年後の今年3月に卒業をしました。
一般入試を経て東大合格していたとは驚きです。
それも、佐々木さんは文科一類という最難関ところへ合格しています。
佐々木望さんはなぜ46歳で東京大学へ入り卒業したのでしょうか。
また、入試勉強期間はたった1年半という短期間で、どうやって受験勉強をしたのでしょうか。
スポンサーリンク
声優・佐々木望は東大になぜ46歳で入って卒業した?

佐々木望さんが東京大学を受験するまでの経緯は以下の通り。
- 20年ほど前に仕事がハードで声帯を傷めた
- 声優続けたくて声帯の復調のトレーニングを開始
- 思考錯誤でのトレーニングや演技勉強で、勉強の面白さを発見
- 色んな学びが仕事へ活かせることが面白かった
- 発声と演技の勉強関連の本は洋書が多く、それを読むために英語を更に勉強した
- 英語の勉強を続けたら英検1級と通訳案内士の試験に合格
- 英語の勉強を続けていて、大学で英文科で学びたくなった
- 国立大学の受験を考えていたら、センター試験を受けないといけないことが分かった
- センター試験は英語以外の科目を受ける必要があることを知り、英語にこだわることなく学びたくなった
- 学ぶのであれば東京大学を受けようと決めた
ざっくりとこういう流れで東京大学受験を決めたようです。
東京大学は2年までの成績をもとに3年生から進学する学部を決めるそうで、後々行きたい学部へ楽に進めるということから、文科一類を受験したとのこと。
そして東京大学を合格。
凄すぎます。

講義を最前列で受けていたあの人が佐々木さんだったのか…
という東大生のツイートが佐々木さんのニュース報道後にあったようです。
途中休学期間がありましたが、純粋に学びたくなって学んだら、東大に合格して、成績優秀で卒業した。
佐々木さんがなぜ46歳で東京大学に入って卒業したかという理由は、このようなものだったようです。
声優・佐々木望の出身高校は?
佐々木望さんはプロフィールにも出身高校を載せていません。
出身高校だという噂の高校名はネット上に出ていますが、確認が取れません。
その噂の高校の偏差値は2020年現在だと59で、京都大学への合格者が一人いました。
噂の高校出身であるのならば、佐々木さんは全く勉強が苦手ということはなさそうです。
声優・佐々木望の受験勉強法は?
佐々木望さんは、受験勉強法に関してインタビューなどで話してはいません。
しかし、東京大学へ合格するための根本的な部分、基礎を話していました。

驚きなのは、佐々木さんの受験勉強に取り組んだ期間が1年半で、それも仕事を続けながら、その合間での受験勉強だったこと。
佐々木さんは、声帯を傷めてからそれを回復する過程で、 自分で本を読み、調べて整理して理解し ていきました。
それが思考力を培うものだったようです。
東大出身の林修先生が以前、トーク番組でこのようなことを言っていました。
興味のあった源氏について本を読み、調べて整理して理解していったことで勉強の土台となる思考力を培った

佐々木望さんと林先生の勉強には共通点があるようですね。
東京大学の入試では理解と思考力を問う問題が出題されます。
受験勉強を開始する前にしっかりとした勉強の土台の思考力を築いていたことが、1年半という短い期間で東京大学合格をした要因のようです。
東京大学の2次試験を突破できる思考力があれば、センター試験の科目勉強は一から始めたとしてもそれほど苦ではないはずです。
センター試験は5教科6科目受験しなければいけませんが、英語は英検1級をとったほどのレベルなので受験勉強をわざわざすることもなく済んだようです。
また、数学に関しても受験を決意する以前から趣味で時々取り組んでいたとのこと。
佐々木さんは元々、コツコツ地道に勉強をすることが好きだったのも受験合格の要因のようです。
今回は、声優・佐々木望は東大になぜ46歳で入って卒業したのか、そして受験勉強はどうやったのかについて調べてみました。
社会人で難関大学を目指す方には、佐々木さんの勉強の土台作りは参考になるのではないでしょうか?
スポンサーリンク