勉強法:読んでも書いても音読でも効果なし!それは視覚優位の人だから

勉強法で、「音読すれば記憶に残る」とか「何度も読めば覚えられる」「書けば覚えられる」などよく耳にします。

これらにチャレンジしてもうまくいかない。

世の中で絶賛されている勉強法を取り入れても成果がでないと落ち込んでしまいます。

自分はやっぱり勉強に向いていない?勉強は才能?

実は自分の理解の仕方(タイプ)によっては、どんなにいい勉強法でも効果がでないことがあります。

能力や才能の問題ではありません!

「どうすれば、記憶・理解しやすいか」は人によって違っています。

読んでも書いても音読でも効果がなければ、視覚優位の特徴をもっているからかもしれません。

 

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視覚優位の人の特徴

視覚優位の人の特徴

視覚優位の人は以下の特徴があります。

●イメージで考える(話を聞きながら頭の中で映像が見える)
●図や画像を使った説明が好み
●ステップ・バイ・ステップの工程で進めるよりも、一度全体象を知ってからのほうが理解しやすい

●抽象的な作業やアイディア (大まかな目標をだされたあとに指導してもらうとすんなりいく)

●作業を並行して取り掛かるほうが好み

●難易度を考慮するよりも、イメージがしやすさで作業のはかどりが変わる。
(一概に難しいからできないという、一方的なレベル分けでは飽きてしまう)

●イメージのしやすさが基本なので、直観的な判断を得意とする

視覚優位の人はざっと全体把握をすることで理解が進むので、コツコツ順序立てて難易度を上げていく方法だと飽きてしまうおそれがあります。

科目ごとの勉強をきっちり分けるよりも、あえて並行して勉強するほうがはかどったりもします。

別カテゴリーであっても、共通部分を発見することがあるので、それが理解の助けになることがあります。

 

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視覚優位の人の勉強がはかどるには?

●イメージで理解するので、色を取り入れる
●チャートなどで流れを見える化する
●図や映像などを活用
●暗記するものは、言葉をカードにするのではなく、物語り動画風にして覚える
●ネットでの勉強動画を活用する

これらのポイントを抑えるだけで、勉強のはかどりがぐっと上がります。

 

視覚優位の人が教科書を読み込むには?

教科書を何十回も読むことが大切です。これは以前の記事にも書いた通り ⇒秀才の勉強法を試したら社会の成績が楽にUPした!

教科書は順序だてて構成されていますし、図や映像よりも、文字が圧倒的に多いです。

それを視覚優位の人がうまくそれにアジャストするにはどうすればいいでしょうか?

ポイントは以下の通り。

● 一通りざっと目を通す(ここでは全体把握なので、細部にこだわらない)
そもそもこだわることが好きではないので、気楽にざっと行きましょう
● 興味を惹かれたところから、トライしてみる
● 字面を追うのではなく、言葉から湧くイメージ映像をオリジナルで脳内再生してみる (好きな俳優を登場させて動かしてみる。妄想っぽくなってもOK)
● 理解し辛い部分、覚えづらい部分がでてきても気にせずに進めていく。

最初は少々てまどりますが、視覚優位という自分の特性で慣れるには時間がかからないはずです。

勉強=文字を追う という先入観をここで払拭することが大切です!

これを教科書一冊、何度も行います。

順序だてて頭からステップ・バイ・ステップで理解するようにしなくても、視覚優位の人は後から理解した部分をつなぎ合わせることができます。

大きなパズルを完成させるのと同じやり方で、教科書内容を理解していくと捉えればいいと思います。

 

視覚優位の人のおススメする速読本

「瞬読」(山中恵美子 著)
文字で書かれた本の内容をビジュアル化する
読んだ内容をイメージで取り込む

この2点を理解する助けになる本です。

◇「あなたもいままでの10倍速く本が読める」(ポール・R・シーリィ 著)
フォトリーディングのステップは教科書の全体を把握するのに最適です。
1.目的を明確にする
(なぜこの本を読むのかという目的を明確にする)

2.読む本を調査する
(目次を読んだり、本をざっと見て、気になるワードをピックアップする)

その後、フォトフォーカスモードになるとか、高速で読み進めるなどあります。

視覚優位の人は全体把握をすると理解がより進みむので、これら2冊が解説する本の読み方はとても参考になると思います。

 

まとめ

基礎からコツコツ積み上げるのが勉強だという従来の考え方にとらわれると、視覚優位の人の勉強はうまくいきません。

自分に合った学び方、理解の仕方があり、ステップバイステップではないだけ!

と自分で把握できれば、気が楽になって、勉強も効率よく進められるはずです。

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