舘田一博東邦大学教授医学部教授が、5月23日(日曜日)午前9:00のNHK日曜討論「緊急事態宣言1か月 政府の対応は 感染収束は」に出演されます。
舘田一博教授の経歴と、舘田教授が契約しているコロナ対策グッズのメディカルアドバイザーについて調べてみました。
舘田一博教授の経歴は?
舘田一博(たてだ かずひろ)教授は1960年神奈川県鎌倉市生まれ。高校は長崎県にある私立・青雲高等学校を卒業しました。
青雲高等学校の現在の偏差値は76。医学部進学者が多い高校です。
高校以降の舘田教授の経歴は以下の通り。
1985年03月 | 長崎大学医学部 卒業 |
1985年06月 | 長崎大学医学部附属病院(現 長崎大学病院)入局 |
1990年09月 | 東邦大学医学部 医学科 助手 |
1999年 | ジュネーヴ大学 留学 |
2000年 | ミシガン大学呼吸器内科 留学 |
2005年12月 | 東邦大学医学部 医学科 助教授 |
2007年04月 | 東邦大学医学部 医学科 准教授 |
2011年04月 | 東邦大学医学部 医学科 教授 |
大学ではサッカー部に所属して、大会上位を目指して一生懸命練習に励んでいたようです。
医学部のある大学には医学部生のみが所属する部活があり、日本国内すべての医学部が参加するスポーツ祭典「全日本医科学生体育大会王座決定戦」があります。
研究者となった理由は▼
医師になって2年目の頃、感染症検査に触れる中で、微生物の賢さ・強かさを知り、研究者になる道を選びました。
日本学術振興会 小・中・高校生のためのプログラム ひらめき★ときめきサイエンスより
舘田一博教授がコロナ対策グッズのアドバイザーに!
舘田一博教授は、抗バクテリア・抗ウイルス寝具シリーズ『マニフレックス × ハイキュ ヴィロブロック』のメディカルアドバイザーをしています。
[舘田氏コメント:]『マニフレックス × ハイキュ ヴィロブロック』シリーズは、ドハーティー研究所で新型コロナウイルスを使って検証しており、非常に信頼できます。このような寝具が実現出来たことは嬉しく思います。感染症対策は、安全に眠り、安全に食べて、安全に仕事をする。これが、これからの新しい生活様式になります。健康に生きるための対策を無理なく持続していけるよう、みんなで考えていきましょう。
PRTIMESより
マニフレックス社はイタリアの寝具メーカー。
そしてHEIQ(ハイキュ)社はスイスのチューリッヒ工科大学で起業された研究機関で、数多くの高機能繊維加工技術を生み出しています。
チューリッヒ工科大学は世界でもトップレベルに位置し、21名ものノーベル賞受賞者を輩出しています。
また大学は、起業(スタートアップ)に力を入れていて起業指導や補助を行っており、過去10年間で242社の企業が設立されています。
HEIQ社のテスト結果では、開発した繊維はウィルスを99.9%以上除去の効果があるとのこと。
その開発した繊維を使った寝具をマニフレックス社が販売しています。
マニフレックス製品の総輸入販売元である株式会社フラグスポートが、舘田一博教授とメディカルアドバイザー契約をしました。
アドバイザー契約を結ぶ以前より舘田一博教授は製品の科学的根拠や信頼性を認めていたようです。
舘田一博教授のメディカルアドバイザー契約に対する反応は?
Twitter をみると一部では、日本感染症学会の理事長や新型コロナウイルス感染症対策分科会委員をする人が一企業の広告塔になっていることで批判的なつぶやきがあります。
舘田一博教授は「コロナ専門家有志の会」に参加しており、会の公式サイト・Twitter運用ポリシーには以下のことが書かれています。
2.私たちの活動は、プロボノによって支えられています。特定の企業から財政的支援を受けることはありません。特に、ワクチンを含む医薬品・医療機器、その他保健医療関連製品を製造・販売している企業・団体からは、プロボノを含む便宜、財政的支援、援助を受けません。
コロナ専門家有志の会より
批判的意見を持つ人たちは、この部分に関してもアドバイザー契約との問題がないのだろうかと感じているのかもしれません。
しかし、今のところ週刊誌などのメディアで問題だと取り上げられてはいないようです。
世界的な大学から起業された研究機関が開発した製品の信頼性の高さゆえなのでしょうか?
契約内容がどのようなものかはわからないですが、ウイルス除去機能をもつ繊維を使った寝具はどういう位置づけになるのでしょうか。
詳しい説明が欲しいところですね。